どうも、おれんじです🍊
このブログは、離婚、転職、引っ越しを経験し、今は必要最小限の所持品だけで一人暮らしをしている30代男性「おれんじ」が、「今を変えたいけれど変えられずに困っている」という同年代の人を応援できるような内容にしていく予定です。
「これを読めば自分もやりたいことができるようになる!」という記事をお届けするために、まずは習慣化をがんばっています。
私の好きな映画のひとつに「最高の人生の見つけかた」があります。
突然映画の話?と思われたかと思いますが、まだ観たことがない方はぜひ観ていただくことをおすすめします。
今はAmazonプライムやHuluで、1時間37分の時間があれば観られます。
ちなみに、2007年公開の洋画の方です。
2019年に日本でリメイクされていますがそちらではありません。
軽くどんな映画なのかを紹介すると、「ガンで余命6ヶ月と宣告された2人の主人公が、死ぬまでにやりたいことリストを作ってそれらに挑戦し、人生の意味や価値観を再認識していく物語」です。
今回はこの映画について熱く語りたいというわけではなく、この映画から今を大切に生きるために必要なことを学びましたというお話です。
毎日がおもしろくないと感じていたり、楽しみを見つけられずにストレスばかりためていたりする人は、自分の今を見つめ直す良い機会になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。
今を大切にするために必要なこと3選
かんたん3ステップです。
- 自分の健康寿命を知る
- タイムバケットを作る
- 今の時間の使い方を確認する
この3つを実践することで、今を大切にして生きているのかどうかを知ることができます。
①で活動できる残り時間を知り、
②でやりたいことを年代別に見える化し、
③で今まで行ってきたことを確認する。
考え方や実践方法について、順番に詳しく解説します。
①自分の健康寿命を知る
あなたは、自分の健康寿命について考えたことがありますか。
自分の人生の残り時間は平均寿命から現在の年齢を引くとだいたいわかりますが、健康寿命となるとそれよりも短いことがほとんどです。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを意味します。
つまり、自分の命が尽きるまでの年数ではなく、いつも通り体が自由に動かせる期間のことです。
日本人の平均寿命と健康寿命は以下の通り。
2019年のデータ | 男性 | 女性 |
平均寿命 | 81.41歳 | 87.45歳 |
健康寿命 | 72.68歳 | 75.38歳 |
ちなみに私は今年で36歳になるので、残りの健康寿命はあと36年くらいです。
健康的な生活ができる期間のちょうど折り返し地点ですね。
表のとおり、健康寿命は平均寿命よりも約12年短いので、干支が一周するくらいの時間差があるといえます。
しかも人はいつ終わりを迎えるか決まっていないので、これよりも前後する可能性があります。
あと何年くらいは健康に生きられそうなのかという目安を知っておくと、やりたいことをするための残り時間を把握できます。
これが最初のポイントです。
「自分はあと何年くらい健康的な生活が送れるのか」を数字で把握しましょう。
終わりが見えるとモチベーションの向上につながります。
金曜日の午後の仕事はちょっとだけテンションが高くなるのと同じ心理です(たぶん
映画「最高の人生の見つけ方」でも、主人公は2人とも余命6ヶ月を宣告されたため、人生の最後にやりたいことをとことんやってしまおうという気持ちになっています。
この「今できることをやりきる」という意識と実践こそが、今回の記事の要点です。
人生が終われば全てを失います。
あの世に持っていけるものは何もありません。
時間は戻せませんし、未来は先取りできませんので、生きているのは常に今だけです。
その一瞬一瞬の連続が人生なので、今この時をどう生きるかが最重要といってよいでしょう。
今を大切に生きるために、まずは自分の残り時間を把握することが大切です。
②タイムバケットを作る
タイムバケットとは、バケットリストを年代別に区切ったものです。
バケットリストは、死ぬまでにやりたいことを箇条書きにしたもののこと。
ちなみにバケットの由来はバケツで、この言葉が生まれた理由は、首をロープでくくった人が最後にバケツを蹴って首を吊るためだそうです。
…あまり覚えなくてもいい語源でしたね。
さて、本題ですが、あなたが死ぬまでにやりたいことを100個書いてみましょう。
いや、100個は多すぎでしょ
と思うかもしれませんが、100個書くことには重要な意味があります。
その理由は、自分が本心から望むことを限界まで引き出せる数だからです。
限界まで?どういうこと?
以下のルールに従って実際に書いてみると、その意味がわかります。
- お金や時間や他人の意見を気にせずに書くこと
- 否定や批判をせずに思ったことをそのまま書くこと
- どんなに大きくても、逆にどんなに小さくても本心なら書くこと
つまり、「やりたいと思ったことはなんでも自由に書いてよし」ということです。
「世界一周旅行をしたいけど、今そんなお金ないし…」
「タワマンの最上階に住んでみたいけど、自分では到底無理だろうなぁ…」
という諦めは一切不要。
想像は無限、記載は無料です。
「実はこれをやってみたかったんだよねぇ」という本心をすべて出し切ってしまいましょう。
大きな夢はもちろん、小さな欲望まで含めると10個や20個くらいはすぐに出ると思いますが、30個くらい出たところでだんだん考えるようになります。
この「考えて絞り出すこと」が、自分の限界を引き出すために必要な作業なのです。
いつもより深く考えるからこそ、普段心の奥底にしまっていた本音を呼び起こすことができます。
現実の中で無意識にあきらめていた数々のやりたいことは、こういう機会がなければ一生埋れたままですので、人生に後悔を残さないためにも無理やりでもいいので100個書き切りましょう。
100個書いたら、次にそれらのやりたいことを年代別に分けます。
30代、40代、50代…と書き、その年代ごとにやりたいことを振り分けていくのです。
最後の年代は、前述の健康寿命(男女ともに70代)に合わせるとより具体的になります。
振り分ける際は、実際にその年代でやるつもりで分けましょう。
それが終わると、あることに気づくはずです。
それは、「やりたいことは若い年代に集中している」ということ。
バンジージャンプやスカイダイビングは70代でやりますか?
宇宙旅行はさすがに若いうちではないでしょうか。
どのようなことをいつやるかは自由ですが、全体的な傾向としては、刺激の強いイベントや体やお金を多く使う夢はなるべく若いうちで、そうでない事や家族にまつわる夢は定年後になる事が多いらしいです。
タイムバケットを作る事で、やりたいことの内容とタイミングを見える化できるため、実現する可能性がグッと高まります。
今を大切に生きるためには、今何のために生きているのかを自覚することが必要です。
その助けになるのがタイムバケットというわけです。
お金か、家族か、自由な時間のためなのかは人それぞれですが、いずれにしても自分の人生ですので、自分に正直に生きることが一番後悔しないのではないでしょうか。
③今の時間の使い方を確認する
タイムバケットが完成したら、今の自分の時間の使い方を見てみましょう。
1日の内訳を振り返る事で、無駄に過ごしている時間に気付く事ができます。
おすすめは、1日を30分単位で区切る事です。
1時間だとざっくりすぎるし、10分だと細かすぎるためです。
30分単位なら、1日は48回の行動に区切れます。
寝ている7時間と仕事の8時間を除けば残りは9時間なので、18回分の行動を振り返るだけです。
この18回の中でそれぞれどんなことをしていたかを簡単に書くだけでもいろんなことがわかります。
30分の中で複数の事をこなしていた場合は、箇条書きで簡潔に並べると漏れがなくなります。
それが面倒なら、一番時間がかかったことをひとつだけ書きましょう。
例えば、21時〜21時30分に「スマホでYouTube」と書いた場合、この30分は意味のある時間だったかを自然と考えるようになります。
ここで伝えたいのは、「この時間は必要(あるいは無駄)だった」と気付くことが大事だということです。
過去の事なので今更な感じもありますが、毎日同じようなことを繰り返していると思っている人には抜群の効果があります。
「この時間は無駄だったから、明日の同じ時間帯は別な事をやろう」と思うだけでも未来が変わります。
本当に恐ろしいのは、時間を無駄にしていることに気付かないまま不要な事を続けてしまっていることです。
「今を大切にする」とは、自分がその時やりたいことをやれば良いというだけでなく、それが自分の夢の達成につながっている行動であることも含まれます。
タイムバケットに書いたやりたいことはどれも本心なので、それらを実現するために時間を計画的に使っていければ今までよりも濃密な1日になることは間違いないでしょう。
最高の人生の見つけ方(実践編)
もうこれは前の章の実践に尽きます。
一番重要なのはタイムバケットを作ってそれを実現させるために計画を立てることです。
タイムバケットの中に「50代で億万長者になる」という夢がある場合、それを実現するには30代のうちからお金を稼いで貯めておく必要があります。
仮に50歳で1億円の金融資産を保有するというのであれば、35歳なら準備期間は15年です。
今から毎年いくら貯めれば達成できるのかが具体的にわかるので、実現できるか否かはさておき、何をすべきかが見えてくるだけでもだいぶモチベーションは上がるのではないでしょうか。
タイムバケットを作らなければ、1億円貯めるために必要な金額なんて考えもしなかったでしょうから、目標金額が見えるだけでも日頃のお金の使い方がちょっと変わるかもしれませんね。
今のはあくまでお金の例ですが、何かの体験をしたりどこかに行ってゆっくりしたりする場合でも、それを実現するために計画を立てる必要があるので、自然と時間の使い方も今までより変わってくるはずです。
だらだらと過ごしていた時間は夢の実現のために使われるようになり、今日よりも明日、明日よりもあさってが一歩前進した一日になっていき、いつの間にか今という時間を更に楽しめるようになってきます。
そしてタイムバケットの項目を1つでも実行できた時は、大なり小なり達成感を抱き、もっといろんな事を成し遂げたいと感じるでしょう。
その繰り返しで人生はよりよいものになっていきます。
夢が叶った時はもちろん、たとえ何かのアクシデントでその夢が叶わなくなったとしても、叶えるために行動していた時間は貴重な経験になることは間違いありません。
やりたいことの実現のために今を精一杯生きる事こそが「今を大切にする」という本当の意味なんだと私は思います。
「最高の人生の見つけ方」でも、主人公たちがやりたいことを心から楽しみ、最期の最後までバケットリストを達成するために行動していました。
私自身、その映画を観た時はタイムバケットを作った直後で、まさにこれからやりたいこと(離婚や退職など)を実現していくタイミングだったので、共感と憧れでボロボロ泣いたことを今でも覚えています。
やはり、タイムバケットを作ったり、映画を観るという実践こそが最高の学びですね。
まとめ
人生100年時代と言われて久しいですが、実際に100歳以上になるまで全員が生きられるわけではありません。
いつ終わるかわかりませんし、終わらなくてもケガや病気で入院してしまう事はいつ誰にでもありえます。
健康であるうちにやりたい事をどんどん経験していけば、動けなくなってしまった時に後悔しにくくなるのではないでしょうか。
少なくとも、「潰れる前にあのラーメン屋に行けてよかった」くらいの事は思えるのでは無いかと考えています。
この例からもわかるとおり、自分自身が健康のままでも周りの環境が変わることもあります。
できる時にできることをやるというのは、決して自分ひとりでは実現できないこともあるので、そういう意味でも今が最高のタイミングといえるのではないでしょうか。
ぜひ自分自身の健康寿命を知り、タイムバケットを完成させ、計画的な時間の使い方ができるように実践していきましょう。
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