離婚

#17_調停離婚した私が考える「結婚の条件」

どうも、おれんじです🍊

このブログは、離婚、転職、引っ越しを経験し、今は必要最小限の所持品だけで一人暮らしをしている30代男性「おれんじ」が、「今を変えたいけれど変えられずに困っている」という同年代の人を応援できるような内容にしていく予定です。

これを読めば「自分もやりたいことが実現できる!」という記事をお届けするために、まずは習慣化をがんばっています。

さて、今回の内容は「結婚の条件」です。

私は2023年に離婚をしました。

年下の妻と、小学生の子供がいる状態での離婚です。

協議を1年、調停を半年行った後の離婚成立でしたが、その話し合いの中で見えてきた相手の本性や、離婚後に持ち家から退去してもらった後の状態を目の当たりにして、自分がどんな人を結婚相手に選んでいたかを思い知らされました。

あくまで私の経験からの考えなので、反論などがあればぜひコメントやXのリプでご意見をお寄せください。

未婚の男性の方々には参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

離婚した私が考える「結婚の条件」

結論からいうと、以下の3つが大事だと思います。

  1. 【お金】最低限のマネーリテラシーがあること
  2. 【配慮】反省と改善ができること
  3. 【意志】どんな事にも自分の意見をしっかり持っていること

順番に解説していきます。

①【お金】最低限のマネーリテラシーがあること

マネーリテラシーとは「お金に関する知識や判断力」のことです。

よく「相手とお金の価値観が合わないと結婚生活は辛い」と言われますが、その根拠となるのがマネーリテラシーの有無です。

たとえ自分が無駄な出費をしないように気をつけていても、パートナーが浪費家だと家計は安定しませんし、家庭全体の生活水準がバラバラになります。

例えば、夫が倹約家で妻が浪費家の場合、夫は服や趣味の道具は最低限の物しか買いませんが、妻は気に入った洋服や好きなアイドルのグッズなどを大量に買い漁ります。

浪費自体を敵視するつもりはまったくありませんが、過度な浪費は無駄なものをたくさん生みます。

お金がサウナや旅行などの体験に置き換わるだけであれば物はそんなに増えませんが、フィギュアや漫画やダイエット用品などを買う場合は、出費だけでなくその物を管理する手間も増えます。

ひとつひとつは小さくても、数が多いと徐々に家の中のスペースを占領していくので、たとえ本人が楽んで集めている物でも、いずれ他の家族にも影響を与えていきます。

その状態でも気持ちと家計が許せる範囲なら問題はないですが、気持ちか家計のどちらかが許容範囲を超えると家庭が不安定になります。

特に家計は数字で私たちに現実を突きつけてくるのであなどれません。

あえて書きますが、マネーリテラシーが低い人は豊かな人生を歩みにくいと私は考えています。

現代の生活では、山や畑で自給自足ができる環境でない限り、お金が必要です。

消費、浪費、投資、貯金など、何にどれくらい使って将来にどれくらい残すかを自分で判断し、家計が赤字にならないくらいの知識とコントロールできる技術は、家計を管理していない人でも必要です。

結婚して家計管理は相手に任せたから自分はお金のことは考えなくていい、ではなく、結婚した後こそ独身の時よりもお金を雑に扱わない意識が大事になってくるでしょう。

自分が節制できているなら、結婚する相手にも最低限の技術があるかを結婚する前に見極めておくことが長期的な安定につながります。

②【配慮】反省と改善ができること

相手の気持ちを考えて行動できる人は多いですが、自分の行いを改善できるかどうかは性格によって異なります。

「相手の嫌なことはやめましょう」という言葉もありますが、嫌だと感じている人に対して反省や改善ができないと、人として信用を失います。

私の場合ですが、私が嫌だと感じていてもパートナーは改善してくれませんでした。

こう書くといかにも私が自分本位な人だと思われるかもしれませんが、こう書くのが一番わかりやすいと思ったのでそのまま書きます。

具体的な例では、友人との集合時間に遅れても謝罪や改善をしなかったというのが挙げられます。

それが1回や2回ではなく、外出のたびに同じ態度だったのでさすがにあきれてしまいました。

影響を受ける人が私だけであればまだ対処できますが、これが友人となると、表面的には見えづらいもののやはり信用を失う行為に他なりません。

「この人はいつも時間に遅れてくる人だ」ということで友人が許してくれていたのが不思議なくらいです。

妻がひとりだけ遅れてくるならまだしも、同じ車で移動する私も巻き添えをくらっていたので、不本意ながら私も集合時間に遅れていました。

もちろん、相手の準備にかかる時間を逆算して早めに支度を済ませたり、目的地までの所要時間をあらかじめナビで確認して移動時間を計算したりといった対策はしていました。

悪い想定をしつつも、それを上回る遅さで相手が準備をしていた時はさすがにお手上げでしたので、徐々に私も信用できなくなっていったという経緯です。

結婚生活においては、自分の行動はパートナーや子供などに影響を与えますし、時には家族以外にも迷惑をかけることがあります。

迷惑をかけずに生活できれば良いのですが、どうしても迷惑がかかってしまう場面はあります。

重要なのは、迷惑をかけた後にどう対処するかであり、その行動にその人の本性が表れます。

集合時間に遅れてしまうことは誰でもあります。

遅れた時にまわりに謝罪することはもちろん、次からは遅れないように改善することも対処のひとつといえます。

どんな事でも謝罪すらできない、改善しない相手とは人生を共にしないほうが良いと私は考えます。

③【意志】どんな事にも自分の意見をしっかり持っていること

大なり小なり、人は毎日何かしらの判断をして生活しています。

結婚生活となると、自分のこと以外にもたくさんの判断を強いられます。

食事はどうするのか、お風呂は沸かすのか、明日は何時に仕事に行くのか、休みの日は誰と何をするのか、子供の世話は…

数え出したらキリがありません。

判断をする時の根拠となるのが自分の意見です。

その意見がなく、「なんでもいい」や「相手に任せる」という投げやりな態度ばかりでは、一緒に生活するパートナーは困ってしまいます。

ただ、「相手に任せる」というのは「相手に任せるという判断をしている」のでまだましです。

これすらもなく、自分自身がどう考えているのかをはっきり表明してもらわないと、話している相手は不満を抱きますし、日常的にやられてしまうと信用問題に発展します。

私の場合は離婚協議の際にこれが表面化しました。

結婚生活が順調にいっている時はそれほど気にならなかったのですが、いざ離婚を切り出してみてからというもの、相手の考えがはっきり伝わってこない事が多々あり、それが協議を停滞させる原因になっていました。

具体的には、こちらからLINEで質問を送っても数週間まったく返事が無いというものから、返事があっても「わかりました」の一言だけという内容で、「この人は話し合いをする気があるのか?」と疑問を抱かずにはいられないリアクションばかりでした。

こういった態度ひとつとっても、信用できる人なのかどうかの判断材料になります。

やはり、どんなことでも自分の意見を持ち、明確に人に伝えられるだけの誠実さは持っておきたいものです。

離婚は新たな人生を手に入れる手段に過ぎない

日本においては、離婚はまだまだマイナスなイメージが根強く残っています。

「日本の夫婦の3組に1組は離婚している」という話もある通り、離婚自体は決して珍しい出来事ではありません。

永遠の愛を誓って戸籍を同じくした仲ですが、人の価値観や方針は時間と共に変わる事があります。

人と人が人生をかけて契約することなので、かんたんに破るのは褒められたことではないですが、結婚が人生の足枷となってしまい、ストレスが増えるばかりでは契約を破棄したくなるのも当然です。

現実的には子供や親族への影響を考えて「離婚したくてもできない」という夫婦もいるのは事実ですが、結局は自分の人生です。

どんなに縛られていてもそこから逃れる方法はありますし、重要なのは自分がそれを選んで行動に移すかどうかだと私は考えています。

本当に離婚したいと考えているのであれば、私のように離婚を切り出し、相手との意見をすり合わせ、うまくいかなければ家庭裁判所に申し立てて第三者を入れてでも解決に向けて行動を起こすべきだと思います。

心からそれを望むなら、命を落とす事以外は自分で選んで良いのではないでしょうか。

もちろん、親の反対やパートナーの圧力など、自分が離婚を選ぶ時には多くの困難が立ち塞がると思います。

ここで私が言いたいのは、離婚はあくまで新たな道に進むためのひとつの手段であり、離婚したら命がなくなるというほど危険で深刻なものではないということです。

毎日嫌いな相手と顔を合わせていがみ合うくらいなら、さっさと別れてしまった方がお互いのためになりますし、我慢すればするほど自分の余命という限られた時間はどんどん無駄に減っていくだけです。

すべては自分の意志と行動次第。

結婚して後悔の方が大きいのであれば、ぜひ動き出しましょう。

私が離婚を決意した理由

すでにお分かりかと思いますが、私が離婚を決意した理由は、相手に求める条件(上記3つ)がすべて信用できなくなったからです。

相手のお金の使い方は直りませんでしたし、反省も改善もせず、パートナー自身の考えが私にはほとんど伝わってきませんでした。

これは私にも問題があったと考えています。

家計を自分で管理するようになった後は、もっと具体的にお金の使い方について知識を共有しておくべきだったこと、質問の仕方を工夫すべきだったこと、そもそも日頃からこまめにコミュニケーションをとって相手の気持ちを汲んでいく配慮も必要だったことが挙げられます。

なので、すべて相手に原因があったといいたいわけではありません。

家計を同じくする家族としてはこれ以上一緒に生活をしていくことができないと判断したので、私から離婚を申し出たということです。

離婚の決め手になったのは、感情よりも事実がかなりの割合を占めていました。

私物が共有スペースにも侵食しているのが当たり前、妻が子供に対する態度が悪く、子供自身も義父に助けを求めている状態、普段のちょっとした話し合いでも自分の意見がなかなか言えないなど、一見ちいさな不満に見えますが実際は言葉以上に残念な状態でした。

私が我慢や改善をすれば解決するというレベルの話ではなく、家族単位で関係性や将来性を考えた時に、私がこの一員として今後も付き合いを続けていきたいとは到底思えなくなってしまったのです。

当然、そこに愛情は既に無く、離婚を決意する直前の家庭にあったのは惰性と建前というむなしい事実だけでした。

結婚する事よりも結婚生活を維持する事の方が何倍もむずかしいんだなと実感しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

再度述べますが、私なりに考えた結婚の条件は以下の3つです。

  1. 【お金】最低限のマネーリテラシーがあること
  2. 【配慮】反省と改善ができること
  3. 【意志】どんな事にも自分の意見をしっかり持っていること

お金の価値観や性格が合わないと、毎日顔を合わせる夫婦は本当に辛いです。

たとえ同じ趣味のつながりで恋愛結婚をしたとしても、一生その感情が続く保証はどこにもありません。

「気持ち」という見えないものを維持・改善するのは自分ですし、相手も同じです。

一緒に生活する以上、お互いがお互いを支え合おうという気持ちがなければ関係は持続しません。

もしも将来結婚をしたいと考えている方は、これらの条件に当てはまるかどうか一度考えてみることをおすすめします。

実際に結婚生活を7年、離婚協議と調停を合計1年半も経験した私から伝えられることは、「選択はすべて自己責任である」ということに尽きます。

ぜひ、後悔しない相手選びをしてください。

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